4年目となる今年も、オンラインと対面と工夫をしながらアワードを実施。
新型コロナウィルスの影響もずいぶんとおさまりましたが、参加団体の多くはコロナ前後に設立した団体など、学生の活動や特徴にも変化がみられました1年でもありました。
アワードの開催にあたってはスキルアップ講座を設け、学生団体の活動をPRする機会を広げたり、1次審査はオンライン、2次審査は横浜市役所アトリウムをお借りして、ハイブリッド開催するなど活動の枠組みを昨年に続き、継続することができました。
動画講座
開催日時 :1月14日(土)19:00-21:00
会 場 :オンライン開催(参加団体のみでのクローズ開催)
講 師:奥ちひろさん(NPO法人秋田県南NPOセンター)
<主な講座内容>
・自団体を見つめなおす、自己分析ワーク
団体ごとに、自団体の意義や活動の意味を再確認し、自団体を振り返りました。
・伝わるプレゼン力を考える「自分がリアクションしたくなるプレゼンは...?」と、聴衆側の視点から考え、伝わるプレゼン作りに必要な要素を学びました。
1次オンライン審査
開催日時 :1月14日(土)14:00〜16:30
会 場 :オンライン開催(参加団体・審査員・関係者のみでのクローズ開催)
一次オンライン審査ではエントリーシートを使ったプレゼン審査をした後、審査員と学生団体に分かれて2次審査に向けて活動のブラッシュアップ交流会を開催しました。
交流会ではファシリテーターに学生団体OBの社会人が参加し、意見交換を盛り上げてくれました。
プログラム
14:00〜 プレゼンテーション審査
15:00~ ブラッシュアップ交流会
15:40~ コメントタイム
16:00~ 交流タイム
審査員
神奈川県共同募金会 中島孝夫 氏
ヤマト運輸労働組合 村上 りおな氏
NPO法人こども応援ネットワーク 佐藤 洋子氏
横浜市社会福祉協議会 日暮 悦明氏
高知大学地域協働学部卒 三谷 七香氏
卒アクションポート横浜卒業生 内藤 秀治氏
2次プレゼンテーション審査
開催日時 :2月25日(土) 13:00~17:00
会 場 :横浜市役所一階アトリウム&YouTube配信
参加者数 :140名
プログラム
13:00~ スタート
13:05~ プレゼンテーション審査
15:00~ ドネーション交流会
16:30~ 審査結果発表
17:00~ 終了
審査員
横浜市立みなとみらい本町小学校 校長 小正 和彦氏
横浜市社会福祉協議会 会長 荒木田 百合氏
株式会社キクシマ 代表取締役 菊嶋 秀生氏
神奈川新聞社 加地 紗弥香氏
洋光台地域ケアプラザ 澁谷 栞氏
横浜市政策局大学調整課 亀若 智洋氏
関東学院六浦高校 高校生
プレゼンテーション審査
1団体7分のプレゼンテーションののちに、審査員からの質疑を行いました。
発表に関しては学生だけでなく、地域パートナーの方にも参加いただき、双方から活動について話をしてもらいました。
ドネーション交流会
参加者が団体と直接交流・応援できる、ドネーション交流会を行いました。
交流会ではプレゼン団体の課題をテーマに参加者と意見交換しました。
直接団体と話すことで、活動への理解も広がるし、また団体への思い・愛着も生まれ、ファンになってくれる。そんな場になればという思いで運営しました。
表彰
大賞
横浜市立大学one by ONE × 神奈川県立こども医療センター
準大賞
保土ヶ谷盛り上げ隊 (KIKCAFE学生部) × 旧東海道保土ヶ谷宿を末永へつなげる まちづくり協議会
審査員特別賞
マッチメディア瀬谷 × 特定非営利活動法人まんま
審査員特別賞
横浜市立大学Clover × 株式会社SEED
審査員特別賞
国際協力団体Keep the smile × 特定非営利活動法人グリーンパワーファクトリー
参加団体
2023年度は6団体が参加します。
活動内容は様々ですが、どの団体もコロナ禍でも負けずにチャレンジを続けている団体です。
横浜市立大学Clover × 株式会社SEED
横浜市立大学の学生が立ち上げた学生団体。ブリスター回収をはじめ、海洋保全活動を展開中。
大学におけるコンタクト使用者の多さを活かし、株式会社SEEDと連携して、主にブリスター(コンタクトレンズの空ケース)を回収しリサイクルする活動を行っている。
横浜市立大学one by ONE × 神奈川県立こども医療センター
横浜市立大学医学部の学生が中心となり、オンラインで入院中の子どもたちに学習支援を行い、不安を減らせるようサポートします。
神奈川県立こども医療センターはじめ、複数の病院と連携をしながら少しでも多くの子どもが学習の不安なく入院生活を送れるようにしていきたいと思って活動しています。
国際協力団体Keep the smile × 特定非営利活動法人グリーンパワーファクトリー
主にアフリカ諸地域の貧困問題を解決すべく設立された団体です。まだ設立して3年目の団体ですが、活動の幅は多岐にわたります。
最近ではフェアトレード商品を販売し地域の人々との交流、商品を使った料理教室の開催のほか、様々なボランティアにも参加し積極的に学びを深めています。
保土ヶ谷盛り上げ隊 (KIKCAFE学生部) × 旧東海道保土ヶ谷宿を末永へつなげる まちづくり協議会
保土ヶ谷の宿場の歴史を次世代を担う子どもたちに承け継ぐイベントの開催。
「保土ヶ谷」を地域住民が誇れる町へというコンセプトのもと、KIKCAFEのボランティアスタッフとして出会った学生が中心に活動しています。
東海大学ボランティア団体Rain × はだの子ども支援プロジェクト ゆう
東海大学にもボランティアのプラットフォームが必要と考え、団体を立ち上げ活動をしている。
その一つとして、地域と学生が連携をとりながら外国にルーツをもつ子どもたちの学習支援を行っています。
マッチメディア瀬谷 × 特定非営利活動法人まんま
「人とまちを繋ぐ」をコンセプトとして、瀬谷区に特化したローカルウェブメディアです。NPO法人まんまさんを始め、多くの団体様にご協力頂きながら瀬谷区の情報を発信しています。