横浜アクションアワード2020

 
 
 
 
 

若者と地域の活動には多くのメリットがある一方で、モチベーションのマッチングや、短いスパンで世代交代してしまう若者との活動の継続など、難しさもあります。
一方的に活動を評価するのではなく、そんな難しさも含めて活動を広く知ってもらい、若者を応援する場、つながりを広げる場を作りたい。
そんな思いから、若者と地域の活動にスポットライトをあて、若者の活動の応援団を増やすために、アクションポート横浜は「横浜アクションアワード」を創設し、このたび第一回を開催しました。

横浜アクションアワード公開プレゼンテーション


開催日時 :2月15日(土) 14:00~17:00 
会  場 :リストグループ本社1階 ラウンジ
参加者数 :60名(一般 22名、発表団体 17名、審査員・スタッフ 21名)

プログラム


13:30~ 受付開始
14:00~14:10 趣旨説明
14:10~15:40 プレゼンテーション
15:40~15:50 休憩
15:50~16:40 ドネーション交流会
16:40~17:00 審査結果発表
17:00~17:30 交流タイム

審査員


石井直樹氏(石井造園株式会社 社長)
石原 遼平氏(NPO法人A SEED JAPAN 事務局長)
西尾 愛氏(認定NPO法人藤沢市民活動推進機構)
萩原 雄生氏(神奈川県福祉子どもみらい局)
倉田 真希氏(横浜市政策局男女共同参画課)
神奈川県立港北高校 高校生

①プレゼンテーション審査

1団体7分(発表5分+パートナーからのコメント2分)のプレゼンテーションののちに、審査員からの質疑を7分間行いました。
 

審査項目 

①ビジョン性、②継続性、③チャレンジ性、④パートナーシップ性、⑤波及性、⑥若者らしさ

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学生とパートナー団体が
一緒に発表!

学生が自分の言葉で活動を紹介し、地域のパートナー団体もまた自身の言葉で学生との活動を紹介するスタイルでのプレゼンテーションでした。

 

審査員は大学生を取り巻く
多様な立場・世代から!

7名の審査員は、企業、行政、若者NPO、中間支援NPO、高校生の立場から発表団体へさまざまな目線からの質疑を行いました。

 

メッセージで応援・会場審査投票も

一般参加者は審査員と同じ評価項目でWeb審査に参加。平均点が会場審査として採点に加算されます。また、発表団体のプレゼンテーションへの感想をメッセージカードに記入し、団体へ手渡しました。

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②ドネーション交流会

参加者が団体と直接交流して応援できる、ドネーション交流会を行いました。
交流会ではプレゼン団体の課題をテーマに参加者と意見交換しました。
直接団体と話すことで、活動への理解も広がるし、また団体への思い・愛着も生まれ、ファンになってくれる。そんな場になればという思いで運営しました。

ドネーション交流会でさまざまな形の応援を

参加者から活動の課題を深掘りするような質問や、解決のアイディアも飛び出し、連絡先を交換する光景も見られました。
直接団体と話すことで、活動への理解も広がるし、また団体への思い・愛着も生まれ、ファンになってくれる。そんな場になればという思いで企画しました。

サポートカードでドネーション(寄付)

参加費(大人 1,000 円 / 大学生 500 円 / 高校生 無料)のうち500円は団体への寄付ができる「サポートカード」。プレゼンセーションと交流会を経て、寄付したいと思う団体を選んでサポートカードを投函していただきました。
サポートカード16枚、合計8,000円が団体へ寄付されました。

③表彰式

審査員より、協賛賞受賞2団体と、大賞受賞1団体の発表を行いました。
また、その後、審査委員のみなさんより講評をいただきました。
大賞には賞状と賞金、アクションポート横浜からの活動サポートが贈られました。

大賞
「まち×学生プロジェクト」
神奈川大学ボランティア支援室×六角橋自治連合会

 

協賛賞
さこらぼ 
横浜国立大学生×NPO法人オールさこんやま

 

協賛賞
フェリス女学院大学エコキャンパス研究会

大賞2019

「まち×学生プロジェクト」

神奈川大学ボランティア支援室×六角橋自治連合会

学生と地元住民が協働して考え・創る「まちづくり」を行うプロジェクト。まち(六角橋自治連合会)×(横浜市六角橋地域ケアプラザ)学生(神奈川大学学生ボランティア活動支援室)など複数の団体が連携し、神大マルシェやキャンドルナイトなど様々なプロジェクトを運営しています。

自身の4年間を振り返る、良い機会になりました。横浜でいろんな活動をしている同年代の学生が多くいる事を知り嬉しかったです。プレゼンで順位をつけられるのは初めてでしたが、大賞を頂けたのはまちかけで出会えた「仲間」のおかげです。まちかけに関われたことを誇りに思います。 (小倉さん)
 
このように5年続けてきた活動が評価されたことをうれしく思っています。これからも若い世代が活躍できる場をまちも学生と一緒にかんがえていきたい。(森会長)
 
5年間、まちと学生が代々紡いできた活動がこのような形で評価されたことをとても嬉しく感じています。《まち学生》ではなく《まち×学生》と3つの立場の違う人や組織が並列に繋がる!簡単そうに見えて実践するとなると難しい…そんな活動に携われている事を誇りに思っています。もちろん、課題や苦労もたくさんありますが、今回のアワード受賞団体をはじめ学生に限らず《まち》と《若者》が共に力を合わせて取組む活動が小地域でたくさん展開され、横浜発のまちづくりが全国へ発信できると嬉しいです。(原島さん)

協賛賞|横浜国立大学生×NPO法人オールさこんやま

「サコラボ」学生による左近山団地の活性化

大規模な団地が多く立地している横浜市旭区において地域の担い手不足解消と地域コミュニティの構築を目的に横浜国立大学、UR 都市機構、横浜市旭区の3者で連携協定を締結。協定に基づき横国大生が左近山団地に入居し、「左近山団地をふるさとにしよう」をキャッチコピーに様々な活動を仕掛けています。


 

協賛賞|フェリス女学院大学エコキャンパス研究会×横浜市環境創造局

地域・国際貢献につながる「女子大生にもできる楽しいエコ活動」

「女子大生にもできる楽しいエコ活動」を目指して、メンバーの話し合いから生まれた様々なアイデアを一つずつ実現し、地域・国際貢献を念頭に、テーマの幅をマイボトル、地産地消、フェアトレード等にも広げ、地元の企業や行政の皆様とも連携しています。


 

神奈川大学山岡ゼミ×佐藤農園・永島農園

「佐藤農園と永島農園における農業の多面的機能」 

神奈川大学経営学部国際経営学科の山岡准教授のゼミナール内のグループ。山岡ゼミでは「持続可能な社会 の構築の探求」を研究テーマとして掲げ、横浜市に限らず、伊勢原市、川崎市、小田原市等県内の各地域において食と農をつなぐことをテーマにした各種イベント等を企画・実施しています。


 

横浜市立大学StepUp↑×西大道町内会

子どもたちと学びや交流を深める「西大道寺子屋塾」の開催

環境ボランティアStepUp↑は、横浜市立大学の学内・学外において主に環境にかかわるボランティア活動を行う部活です。寺子屋塾は、町内の子どもたちがほかの学年の子どもや大学生、町内会の大人の方々と交流することで成長する場を提供したい、また地域の繋がりを作りまちを好きになってもらいたい、という思いから開催しています